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介護サービスの利用に、段階的に慣れていった母

初めての介護サービス
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初めての介護サービスは、訪問介護

7年前、夏の暑い日に外出して、熱射病もあったのでしょうが、頭の中が真っ白になって、何もわからなくなり、徘徊しているところを、近くの携帯ショップの店員さんが気づいてくださり、対応してくださった時が発症のタイミングでした。それでも、病院にいったり、家で落ち着くと、会話も普通で、一見して認知症とは思えないぐらいでした。

当時は、食事の準備だけしておき、置き手紙をしていけば、1日仕事に出る間の留守番は問題がなかったのですが、内臓からの出血で転倒し、入院したことがきっかけで、症状が進み、退院後からは、数時間ぐらいまでの留守番が限界になりました。

デイサービスも勧めていたのですが、もともと人見知りで、かつ、外出となると、着替えなど身なりが気になるため、抵抗が強かったため、段階的に家族以外の人にお世話になることに慣れていくのがいいかもしれない、という事で、訪問介護サービスから始めることにしたのです。

家族以外の人とおしゃべりや外出を楽しむように

最初のサービスは、お昼ご飯のサポートをお願いしました。 40分のサービスで、母に食べたいものを聞いて、お買い物をしてくださり、食卓に一緒に並べたり、片付けたり、ということをしながら、おしゃべりもできて、だんだん母も楽んでいる様子でした。

当時は、まだ歩くこともできたので、ヘルパーさんに慣れてきた様子から、一緒に買い物に誘ってもらえないか、頼みました。 最初は渋々でしたが、一緒に外出する、ということも初め、自分で買いたいものを選ぶ、ということも楽しんでもらえる機会になりました。徒歩で行くので運動になるのもよかったです。

いきなりのショートステイ

このようなヘルパーさんの介助サービスを受けつつ、私がどうしても数日家を空けなくてはいけないタイミングで、ほぼ母にとっては強制でショートステイを利用しました。送り出しの時は、私が既に出立しており、兄弟が立ち合ったので、母も渋々いうことを聞いて出かけたのです。うちの母は、もともと娘よりも息子の言うことの方が受け入れてくれやすい傾向にあるので、何かの時には、兄弟たちにお願いするようにしています。

訪問介護(介助)までは、ものすごくゆっくりと段階を踏んでいながら、急遽の都合で、ショートステイに飛び級になりましたが、結果として、家族としても、定期的なデイサービスへのステップが低くなったのです。

初めてのデイサービス体験会は、今でも本当によく覚えています。デイ施設の方のいろんな工夫もあって、なんと、2回目の通所は、びっくりするぐらいスムーズだったのです!拍子抜けするほどでした。在宅介護7年目の節分のことでした。 そのことはまた書きたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

認知症の実母の在宅介護8年目。内弁慶の母にも、そして自分にも、あまり負担にならないよう、本当に少しずつ、ゆっくりと、介護サービスを受けることを増やしてきて、頑張りすぎない在宅介護を心がけてきました。

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