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2024年4月「訪問介護報酬引き下げ」に思う「自分の老後の自活」

訪問介護報酬引き下げと老後の自活
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「訪問介護報酬の引き下げ」は在宅介護を追いつめる?

在宅介護で疲弊して、ブログ立ち上げするも、1年以上の放置(汗)
一つ目の記事がまさかの、楽しくない記事になってしまいました(笑)

2024年4月、訪問介護報酬の引き下げが施行されます。
要因としては、ざっくりとした言い方ですが、要は、利益が出すぎてますから下げますよ、ということですね。
寝たきりの実母を在宅介護しており、朝と夕、ヘルパーさんに来ていただいてる身としては、見過ごせない記事でした。

訪問介護事業所、管理者の本音トーク。「この状況で介護報酬を下げるなら、私たちにも考えがある」

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/715b29753513e7df911ef3f42fa3b596a2f7af03#:~:text=2024年度介護報酬改定,~12単位となる%E3%80%82

どんな影響があるんだろうか、と思っていたら、その影響がこの身にすぐに降りかるのです・・・(驚)

「訪問介護報酬引き下げ」で、ヘルパーさんの離職率を上げる?

今来ていただいているヘルパーさんは、三人のローテーションで、変わるがわる、お一人の方にご訪問いただいているのですが、その中のお一人の方が4月にお辞めになるとのこと。
ケアマネさんから、新しい事業所も併用しましょう、とのご連絡があったのです。

どの方かは伺ってませんが、ヘルパーのお仕事以外に、もう一つお仕事をされていて、そちらに集中されるとのこと。
それは仕方ないです。みんな生活がかかってるわけで、収入が減るお仕事はしないに決まってます。
それにしても、あまりにもリアルタイム(驚)


私だけの問題でなく、新しいヘルパーさんが決まらなかったら?
ホームや施設もすぐに決まる訳ではないですよね。そのご家族の事情により、老老介護を強いられたり、家族の介護休暇利用、介護による退職、なんてことも起こり得るのではないでしょうか。
本当に自分だけの問題ではないと、考えさせられました。

「自活できる老後」のために

あくまでも、私調べですが。今後、ますます介護保険や介護に関する恩恵は、薄くなっていく一方としか思えない材料ばかりです。

まだ自活されている高齢者の方、そして現在在宅介護をしている中高年の方は、今からでも決して遅くありません。自活できる老後を目指して、できる努力はしたいところ。

私自身、日々の介護で、自分のことに全く構えなかったこの数年を経て、50代も後半に差し掛かりました。しかも子供もいない身(子供がいたからと言って頼りにできるとは限りませんが)。

在宅介護が難しくなることも鑑みて、ケアマネさんに相談しながら施設のことも視野に入れ動き始めています。ちなみに在宅介護は今年で8年目を迎えました。

足腰元気であること、そして脳トレになることをすること、ストレスを抱えこまないこと、無理しないこと・・・。自活できる老後のために心がけることがいっぱいあると思います。

介護中の母は、厳しい明治生まれの祖父に育てられ、中学卒業後の住み込みの就職も、望んでなかった結婚も、全て大人に決められ、結婚後は家族のため、やりたいことを全て我慢して苦労してきた人です。でも、この年代は珍しいことではないと思います。

我慢・忍耐してきた人ほど認知症になりやすい、と聞いたことがありますが、周囲を見渡すと、やはり夫や家族に苦労した妻が、認知症に多いような気がします。忘れたい過去がいっぱいある、ということなのでしょうか・・・。

介護中の方に強く伝えたいことがあります。直接介護することだけが親孝行ではないと思います。認知症になっても、親は心の底で子供の幸せを願わない訳ないと思うんですよね。8年介護してきましたが、その間、少しずつ人の手にまかすこと、手放していくことも学んできました。

本題に話を戻しますが、私も含む、まだ足腰元気な中高年の方々は、リハビリや、適度な運動など、専門の方に相談するなどして、自活できる老後がまだ夢ではない、ということを最後に今日のブログを締めさせていただきます。

今後は、今までの7年間の在宅介護のこと、そして今日のテーマの「自活できる老後」についてのブログ記事を不定期にアップしていきます。引き続きご愛読いただけましたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

認知症の実母の在宅介護8年目。内弁慶の母にも、そして自分にも、あまり負担にならないよう、本当に少しずつ、ゆっくりと、介護サービスを受けることを増やしてきて、頑張りすぎない在宅介護を心がけてきました。

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